专利摘要:

公开号:WO1988004040A1
申请号:PCT/JP1987/000915
申请日:1987-11-26
公开日:1988-06-02
发明作者:Yasuhiro Yoshinaka;Yutaka Muramoto
申请人:Terumo Kabushiki Kaisha;
IPC主号:G01K1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 発明の名称 電子体温計 技術分野 本発明は電子体温計に関し、 少なく とも検温部又は電子体温 計全体が体表面の任意部位になじむような柔軟性構造を有し、 長時間にわたって体温又は体表面温度の自動計測を行える 電子体温計に関する。 背景技術 従来の電子体温計は検温部が固形の棒状形態をしており、 この検温部を脇下、 直腸又は口中等の特定部位に挿入固定させ て温度計測を行なっていた。 従って検温部又は電子体温計全体 が柔軟性構造を欠き、 計測中は体を自由に動かせなかった。 また上記以外の部位、 例えば体表面の温度測定を行なう場合に はその形状からして検温部を体表面に固定させておく こ とが極 めて困難であった。
[0002] また従来の電子体温計は体温の測定結果を液晶等の表示素子 に逐次表示するものであるため、 体温の日内変化を測定する よう な場合にほいちいち表示温度を目視して記録する必要が あり、 よって取り扱いが繁雑になり、 温度の記録を間違えるお それが多分にあった。 発明の開示 本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり、 その目的とする所は、 少なく とも検温部又は電子体温計全体が 体表面の任意部位になじむような柔軟性構造を有する電子体温 計を提供することにある。
[0003] 本発明の他の目的は、 簡阜な構成で長時間にわたり体温又は 体表面温度の自動計測記録を行える電子体温計を提供するこ と にある。 . ―
[0004] 本発明による電子体温計は上記の目的を達成するために、 柔軟性基板と、 体温に感応する感温部を含む電子回路素子であ つて前記柔軟性基板に搭載ざれるものと、 前記柔軟性基板と 前記電子回路素子とを前記感温部を除いて被覆する柔軟性で 断熱性の被覆部材とからなる全体として柔軟性の検温部を備え ることをその概要とする。
[0005] また好ましくは、 被覆部材の外面に検温部を固定するための 貼着手段が設けられることをその一態様とする。
[0006] また好ま し く は、 電子回路素子はチップサーミスタ等の 感温素子であることをその一態様とする。
[0007] また好ま し く は、 電子回路素子はチヅブサーミスタ-等の 感温素牛と前記感温素子からの体温情報に基づき体温を測定し て対応する温度信号を出力する温度測定用電子回路素子とから なるこ とをその一態様とする。
[0008] ま た本発日月による電子体温計は上記の目的を達成するため に、 電源電池と、 感温部によ り所定周期で検出して得た温度 データをメ モ リ に蓄積し、 かつ外部からのデータ読出要求に応 じて前記メモ リ に蓄積した温度データを読み出してこれを信号 取出部から外部に出力する温度計測蓄積回路と、 前記電源電池 と前記温度計測蓄積回路を搭載する柔軟性回路基板と、 前記電 源電池と前記温度計測蓄積回路と前記柔軟性回路基板を前記感 温部及び前記信号取出部を除いて密閉被覆する柔軟性で断熱性 の被覆部材とを備えるこ とをその概要と.する。
[0009] また好ま しく は、 温度計測蓄積回路はメモリの所定番地まで 温度データを蓄積したこ と によ り温度の蓄積を停止するこ とを その一態様とする。
[0010] ま た好ま し く は、 温度計測蓄積回路は所定数の温度データ を蓄積したこ と によ り温度の蓄積を停止するこ とをその一態様 と する。
[0011] また好ま しく は、 信号取出部が被覆部材を介して外面に臨ん で設けられているこ とをその一態様とする。
[0012] ま た好ま し く は、 信号取出部は光信号を透過させる部材で 構成されているこ とをその一態様とする。
[0013] ま た好ま し く は、 信号取出部は電波信号を放射する部材で 構成されているこ とをその一態様とする。 · また好ましくは、 被覆部村の外面に電子体温計を固率するた めの貼着手段が設けられることをその一態様とする。 図面の筒单な説明 第 1図 ( A ) ほ本発日月による第 1実施例の電子体温計の上面 図、
[0014] 第 1図 ( B ) は第 1図 ( A ) の b - b断面図、
[0015] 第 1図 ( C ) は本発明による第 1実施例の電子体温計の底面 図、
[0016] 第 2図は末発明による第 1実施例の電子体温計のブロック 構成図、 .
[0017] 第 3図は本凳明による第 1実施例の電子体温計の動作タイミ ングチヤ一ト、
[0018] 第 4図ほ本発明による第 2実施例の電子体温計の部分断面 図、
[0019] 第 5図ほ本発明による第 2実施例の電子体温計のブロック 構成図、
[0020] 第 6図ほ木発明による第 2実施例の電子体温計の動作タイミ- ングチャート、
[0021] 第 7図 ( A ) は本発明による第 3実施例の電子体温計の外観 斜視図、 - 第 7図 ( B ) ほ第 7図 ( A ) のブローブの断面図である。 第 8図は末発明による第 4実施例の電子体温計のブ ック 構成図、
[0022] 第 9 図は受信局における外部装置の構成例を示すブロック 構成図である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 添付図面を参照して本発明による実施例を詳細に説明 する。
[0023] [第 1 実施例]
[0024] 第 1 図 ( A ) は本発明による第 1実施例の電子体温計の上面 図であり、 第 1 図 ( B ) は第 1 図 ( A ) の b — b断面図、 そし て第 1 図 ( C ) は第 1 実施例の電子体温計の底面図である。 第 1 図 ( A ) の上面図において、 1 ,は柔軟性.で断熱性の マウン ト部材であり、 その中に電子体温計の電子部品をマゥン ト し、 電子体温計全体と しての柔軟な構造を保持する。 このよ う な材料と して例えば発疱ウレタンが用いられる。 2 は電子体 温計が計測し蓄積した温度データを外部に取り出すためのコネ クタである。 3 はこの電子体温計の電源であり、 交換可能なも の又は充電可能なものが好ま しく 、 交換可能なものと してば フィルム型リ チウム電池 ( L B ) が好ま しい。
[0025] 第 1 図 ( B ) の断面図において、 4 ほ後述する電子回路を 1 チヅブ内に収めた L S I C ( C - 0 S ) であり、 後述する 測温回路、 温度データの記憶回路等を含んでいる。 5 ほ温度変 化に応じて感温抵抗値 R t hを変化させるチップサーミス-タで ある。 6 は各電子部品間を柔軟に保持し、 電気的に接続する フレキシブル基板である。 このよう なフレキシブル基板材料と してほボリイ ミ ド、 ポリエステル、 ポリバラバン酸、 ガラスェ ポキシ等が用いられる。 7 は体表面の皮膚に直接貼り着ける デイスポーザブルタイ プの両面テ一ブ (貼着面) である。 この両面テープ 7ほフレキシブル基板 6及び被覆部材 1 からな る全体的に柔軟な構造の電子体温計を測温希望部位の形状にな じませて体表面に貼着することを可能にする。
[0026] 第 1 H ( C ) の底面図において、 チップサーミスタ 5の 感温部は貼着面 7の略中央部に設けられた開口部 7 aを介して 体表面に接触し、 体温を検出する。 その際に断熱性のマウン ト 部材 1 はチヅブサーミスタ 5を外部の温度から有効に遮断して 体表面の正確な温度測定を可能にする。 またこの電子体温計の 径は貼る場所やコネクタ 2の取扱い等を考慮して各種のものを 製造できる。
[0027] 第 2図は本発明による第 1実施例の電子体温計のブロック 構成図であり、 第 3図はぞの動作タイミングチャートである。 尚、 第 1図 (A ) 〜 ( C ) と同一の構成には同一番号を付して 説明を省略する。 第 2図のブロック構成図において、 4 1 は' 基準クロック信号 F sを発生する発振回路、 Xは基準クロック 信号 F sの発振周波数安定化のための水晶振動子、 4 2ほ基準 ク口ヅク信号 F sを分周して温度データのデータサンブリ ング 信号 S G及び後述するメモリへのデータ書込パルス信号 W P を発生するタィミング回路、 4 3 ほ各データサンブリ ング信号 S Gのタイ ミ ングにチップサ一ミスタ 5の感温抵抗値 R thを 検出してこれをデジタル温度の書込用温度データ W D に変換す る AZ D変換部、 4 4は必要ならこの電子体温計の外部から入 力した測定開始時刻データを記憶し及び測定開始後に各データ サンプリ ングした温度データ W Dを所定番地まであるいは所定 数記憶する ラ ンダム アクセスメ モ リ ( R A M ) 、 4 5 は R A M 4 4の読/書ア ド レスを制御する ア ド レスカ ウ ンタである。 このよ う に第 1 実施例の電子体温計は電子体温計全体が体表 面の任意部位になじむよう な柔軟性構造を有しており、 長時間 にわたっての体温又は体表面温度の自動計測を容易かつ確実に 行える。
[0028] 以下に第 3図のタイ ミ ン.グチャートを参照して第 1 実施例の 電子体温計の動作を説明する。 リ チウム電池 3 が電子体温計 内に挿入される と発振回路 4 1 は発振し、 基準周波数の基準 ク ロ ック信号 F s を出力.する。 タ イ ミ ン グ回路 4 2 は基準 ク口ック信号 F s を分周して、 例えば 1 分に 1 回の割合で所定 パルス巾のデータサンプリ ング信号 S Gを出力し、 これと同期 して温度データ W Dのデータ書込パルス信号 W Pを出力する。
[0029] A / D変換部 4 3 の温度検出回路はコ ンデンサ と、 抵抗 R- と、 チップサーミスタ 5 と、 及びイ ンバ一タ回路 I よ り成るマ ルチバイブレータ回路である。 その発振クロック周波数 F thは 体温に感応するチップサーミスタ 5の感温抵抗値 R thの変化に 応じて変化し、 一般に、
[0030] F th= K X 1 / ( C - R th) - - によ り与えられる。 カ ウンタ回路 4 3 1 はデータサンプリ ング 信号 S Gの所定パルス巾の時間だけマルチバイ ブレータ回路の 発振クロック信号 F t hをカウン トする。 従って力ゥンタ回路 4 3 1 からほ検出温度に比例した温度データ W Dが得られる。 この温度データ W Dはアドレスカウンタ 4 5出力のデータア ド レス信号 A D D (例えば n ) に従って R A M 4 4に書き込まれ る。 データ書込パルス信号 W P は R A M 4 4への温度デ一タ W Dの書き込みを可能にし、 このデータ書込パルス信号 W Pの 立ち下がりのタイ ミ ングにァ ドレスカウンタ 4 5の内容を + 1 する。 こう して各温度データ W D は R A M 4 4 に順々 に蓄積 される。 そして R A M 4 4-の温度データの蓄積がいっぱい (例えばア ド レスカ ウンタ 4 5の内容 A D Dが所定番地 N ) になると、 ア ド レスカウンタ 4 5からゲート信号 F U L Lの 口一レベルが出力され、 このゲート信号 F U L L ほタイ ミ ング 回路 4 2 の上記データ蓄積動作を停止させる。 この場合に、 温度データを常に " 0 " 番地から記憶開始するものとすれば ゲート信号 F U L Lは R A M 4 4が所定数の温度データ W Dを 記憶した時にデータ蓄積動作を停止させるこ とになる。 何れに しても、 これにより、 R A M 4 4への書込アド レスがリサイグ ルして前に蓄積した温度データを壊してしま う こ とを防止す る。 従って測定開始後に R A M 4 4 に蓄積した温度データほ 本電子体温計の外部から当該温度データを読み出すまでは失わ れない。
[0031] 外部への温度データの読み出しはコネクタ 2 に所定のケープ ルを接続して行う。 コネクタ 2を介して外部から加える リード ゲー ト信号 R Gをローレベルにすると R A M 4 4はデータ読出 モー ドになる。 尚、 それ以外はブルアヅブ抵抗 R P の働きによ りハイ レベル (データ書込モー ド) に保たれる。 またコネクタ 2 と R A M 4 4を結ぶデータバスライ ン R / W — D は例えば 8 ビッ ト双方向性のバス構造で結ばれており、 R A M 4 4が データ読出モードの時は R A M 4 4からの読出温度データ R D がバスライ ン Rノ W— D上で有効になる。 例えば直前のデータ 書込モー ドの時に ァ ド レスカ ウンタ 4 5がその最大カ ウ ン ト 値 N で停止していた とする と、 コネクタ 2 を介して外部から ダミーのデータ読出パルス信号 S Pを送るこ と によ り ア ド レス カ ウ ン タ 4 5 の内容は + 1 されてそのデータ ァ ド レス信号 A D D は " 0 " 番地に戻る。 これによ り、 " 0 " 番地の温度 データ R Dがコネクタ 2のバスライ ン R _ W— D に出力される から、 不図示の外部装置はこの温度データ R Dを取り込むこ と ができ る。 次に外部からデータ読出パルス信号 S Pを送る と " 0 " 番地の温度データ R Dが取り込まれ、 データ読出パルス 信号 S Pの ト レーリ ングエッジでア ド レスカ ウ ンタ 4 5 の内容 が + 1 されてそのデータア ド レス信号 A D Dは " 1 " 番地にな る。 外部装置は次のデータ読出パルス信号 S Pを送ってこ の 温度データ R D を取り込む。 尚、 前記のダミーのデータ読出 パルス信号 S Pを送るこ と によってゲー ト信号 F U L Lによる タ イ ミ ング回路 4 2 の動作停止機能は解除されるが、 実際の データ読出パルス信号 S Pの周期ほデータ書込パルス信号 W P の周期よ り も非常に短ぐできるので、 その後の最初のデータ 書込パルス信号 W Pが発生するよ り も充分前に全温度データ R Dの読み出しを終了できる。 そして蓄積した温度データの 最後の読み出.しにより再びゲート信号 F U L Lのローレベルが 発生し、 タ イ ミ ング回路 4 2 の動作を停止させ、 初期状態に 戻す。
[0032] 好ま し く は、 常に測定開始時の最初の温度データが R A M 4 4の " 0 " 番地に記憶され、 測定終了時の温度データが R A M 4 4の最終番地に記憶されるべきである。 このためにほ、 通常ほ全温度データ R Dを読み出した状態でゲート信号 F U L Lを口一レベルにし、 その後の不使用時にはこの状態で電子体 温計を放置する。 一般に C一 M O Sタイプの I Cチップほ非勳 作時の.電力消費が極めて小さいから、 この状態で放置するこ と はリチウム電池 3にとつても都合がよい。 そして放置後の電子 体温計を再び使用する時ほ例えばケー ルを一時的にコネクタ 2 に接続してダミーのデータ読出パルス信号 S Pを 1 つ送る。 これによ り 、 その後にデータサンプリ ングした温度データは R A M 4 4の " 0 " 番地から書き込まれる。 また、 外部に温度 データを読み出した電子体温計を放置せずに直ちに使う と ぎ は、 上記した温度データ R Dの読み出しの際にデータ読出パル ス信号 S P を 1 つ佘分に送つておく。 これによりゲー卜信号 F U L Lの口一レベルほ解除され、 タイ ミ ング回路 4 2が再び 作動開始する。
[0033] 本発日月による第 1実施例の電子体温計にはもう 1つの測定開 始方法がある。 それは測定開始の際に予め R A M 4 4の例えば " 0 " 番地に外部装置から測定開始時刻データを書き込んでお く方法である。 このためにはケーブルを一時的にコネクタ 2 に 接続し、 外部装置からダミーのデータ読出パルス信号 S Pを 送るこ と によ り ア ド レスカ ウンタ 4 5の内容が + 1 されてその データァ ド レス信号 A D Dは " 0 " 番地になる。 次に外部装置 からのリードゲー ト信号 R Gを一時的にハイ レベルにするこ と によ り R A M 4 4はデータ書込モー ドになる。 これによりデ一 タバスライ ン R W - D上では外部装置から供紿する測定開始 時刻データが有効になる。 またその際に、 カ ウンタ回路 4 3 1 からの温度データ W D の書き込みが起るのを防止するために は、 例えばカ ウ ン タ回路 4 3 1 の出力回路と して 3 ステー ト 回路を使用し、 この 3ステー ト回路にデータサンプリ ング信号 S Gをゲート しておけば良い。 これによ りデータサンプリ ング 信号 S Gが論理 " 1 " レベルでない間は温度データ W Dの出力 信号ラ イ ン はハイ イ ン ビ一ダンスになる。 次に外部装置から 測定開始時刻データ書込のためのデータ読出パルス信号 S Pを 送る と " 0 " 番地には測定開始時刻データが書き込まれ、 この データ読出パルス信号 s pの立ち下がり でァ ド レスカ ウ ンタ- 4 5 の内容が + 1 さ れ、 そのデータ ア ド レ ス信号 A D D は " 1 " 番地になる。 この時点でコネクタ 2からケーブルを外す と ブルアヅブ抵抗 R P の作用によ り R A M 4 4 はデータ書込 モー ドを保ち、 前述の如く して引き続き " 1 " 番地から温度 データ W D が書き込まれる。 こ う して外部装置に温度データ R Dの読み出しをする際にほ、 " ひ " 番地には測定開始時刻 データ記憶されていることを約吏しておけばよい。
[0034] どれ程の時間この電子体温計を使用すれば R A M 4 4の温度 データ W Dがいつばいになるかは容易に知れる。 例えばデータ サンプリング周期が 1分であり、 アドレスカウンタ 4 5の所定 値 Nが 3 6 0 0個なら測定開始後 1 2時間でいつばいになる。 この電子体温計ほ測定の途中で体表面から外してもよい。 また外部において測定開始時刻が知れていれば、 あるいは R A M 4 に測定開始時刻データを誊き込んであれば、 全ての読出 温度データ R Dほその温度データ W Dが各サンプリ ングされた 時刻に 1対 1で対応する。 従って、 病院等の大規模な診断管理 システムに組み込まれるよう に して、 本電子体温計は大量に使 用可能でありデータ管理面からもよく適合する。
[0035] 尚、 リチウム電池 3 と直列にスィツチ回路を設けたり、 また 外部からァドレスカ ウンタ 4 5の内容を任意時にひセットでき るような信号回路 R S等を設けてもよい。 しかし本発明に係る 電子体温計ほいたずらに機能的にするよりも、 人体の多点温度 同時測定等、 その小型性、 機能の単純性、 廉価性において、 若 しぐほ一定の診断管理システムに組み込み易いというシステム 性においてその威力を充分に発撢する
[0036] [第 2実施例]
[0037] 第 4図は本発明による第 2実施例の電子体温計の部分断面 図である。 第 2実施例の特徴はコネクタ部に光通信等による データシリ アル通信手段を用いて高速かつ安全な状態 (電気'的 に絶縁された状態) で温度データの取り 出しを行う こ と にあ る。 尚、 第 1 図 ( A;) 〜 ( C ) と同等の構成には同一番号を付 して説明を省略する。 第 4図の部分断面図において、 2 1 は 光信号を透過させる と共に電子体温計のコネクタ部を密閉す る透明ガラス部材、 2 2 は外部装置からの光信号を受信する フォ ト ト ラ ンジスタ ( P H T r:) 、 2 3 は外部装置に光信号を 送る半導体発光素子 ( L E D ) 、 2 4は電子体温計と外部装置 間を結ぶ光フ ァイ バケーブルである。 こ うするこ とで、 こ の 電子体温計の他の防水構造とも相まって電子体温計自体を完全 防水構造にする こ とが可能になり、 故に消毒が容易であり、 かつ完全に消毒を行なえる。 またこの電子体温計はコネクタ部 を非常に小さ く でき、 電子体温計全体のサイズを小さ く でき る。 また光ファイバケーブルの接続も容易であり、 例えば光フ アイバケーブルの先端部を透曰月ガラス部材の上に单に接触する だけで温度データを読み取れる。 従って大量の電子体温計から 温度データを取り込むの動作が極めて容易になる。
[0038] 第 5図は本発明による第 2実施例の電子体温計のブロック 構成図であり、 第 6図はその動作タイ ミ ングチャートである。 第 2図に示したプロック構成と相違する点は、 第 2実施例では 外部装置との間で光通信方式を用いるために、 8 ビッ トパラレ ルの読出温度データ R D をパラ レル一シ リ アル ( P S ) イ ンタ フェース回路 4 7 でシ リ アルに変換して外部装置にシ リ ァル温 度データ S R D を出力する こ とである。 このためにタイ ミ ング 回路 4 2 ' からはシフ トクロック信号 F cが出力される。 -- 第 6図の動作タイ ミ ングチャート において、 外部装置から データ読出パルス信号 R Pが入力されると、 該信号 R Pの立ち 上り により R A M 4 4からの読出温度データ R Dが P Sイ ンタ フェース回路 4 7 にラッチする。 そしてシフ トクロヅク信号 F c はこの P Sイ ンタフェース回路 4 7 にラッチした温度デー タ R D等を M S Bから又は L S Bから順々 にシフ ト アウ トす る。 しかしながら、 データ読出パルス信号 R P とシフ トクロッ ク信号 F c ほ一般に同期していない。 従って外部装置は最初の シリ アルデータビットがいつの時点で有効になっているのか分 らない。 そこで常に最初に現れるシリ ァルビッ トのバターン とし T、 例えば論理 " 1 " レベルのスタートビッ ト S及び続く 論理 " 0 " レベルのスタートビット S ' を各 8 ビッ ト温度デー タ R Dの頭に付する。 こ うすれば外部装置はデータ読出パルス 信号 R Pを送った後のシリ アルデータレベルの最初の立ち下が り時点を検出してスタートビッ トパターンの存在を認識でき、 以後のシリ アル温度データ との同期が取れる。 ちなみに、 外部 装置が最初に送るデータ読出パルス信号 R Pはダミー信号であ るから (読み出されるのは例えば 番地の温度データであ り これほ温度データ と してほ無視される) 、 外部装置はこの ダミー信号に対する電子体温計からの応答により最初の同期を 取る こ とができ、 以後外部装置ほ所定のシフ トクロック信号 F c にほぼ同期の取れた態様でデータ読出パルス信号 R Pを 送るこ とも可能である。 [第 3実施例]
[0039] 第 7図 ( A ) は本発明による第 3実施例の電子体温計の外観 斜視図である。 第 3実施例の特徴は、 チップサーミスタ 1 0 5 を収める柔軟性の検温プローブと、 温度を測定しかつその検出 温度データ を蓄積する電子回路部とを別構成に したこ と にあ る。 第 7図 ( A ) の外観図において、 1 0 1 は検温プローブで あり、 柔軟で断熱性のマウン ト部材の中にチップサ一ミスタ 1 0 5を収めている。 1 0 2 はこの電子体温計が蓄積した温度デ ータを他の外部装置等に取り出すためのコネクタ、 1 0 3 は電 源と してのリ チウム電池である。 また 1 0 4は電子回路基板で あり、 この上に前記した温度測定及び温度 ·データ蓄積機能を有 する 1 チップ型の L S I Cが搭載される。
[0040] 第 7図 ( B ) は第 7図 ( A ) の検温プローブの断面図であ る。 図において、 チップサーミスタ 1 0 5の感温部は皮唐との 接触面 1 0 8の中央部に設けた開口部 1 0 7 を介して体表面に 接触し、 温度を検出する。 その際に断熱マウン ト部材 1 0 6 は チップサーミスタ 1 0 5を外部の温度から有効に遮断し、 体表 面の正確な温度測定を可能にする。
[0041] このよう に第 3実施例の電子体温計は少なく とも検温部であ る検温プローブ 1 0 1 が体表面の任意部位になじむよう な柔軟 性構造を有しており、 長時間にわたっての体温又は体表面温度 の自動計測を容易かつ確実に行える。
[0042] [第 4実施例]
[0043] 第 8図は本発明による第 4実施例の電子体温計のブロック 構成図である。 第 4実施例の特徴は外部装置に対して検温デー タを直ちに無線送信することにある。 尚、 第 2図と同一の構成 には同一番号を付して説明を省略する。 第 8図のブロック構成 図において、 8 4はデジタル温度データ W Dをアナ口グ信号に 変換する D Z A変換器であり、 この変換タイ ミ ングはタイ ミ ン グ回路 4 2が発生するデータ書込パルス信号 W Pによって行わ れる。 8 5ほ D / A変換されたアナログ温度信号に基づき搬送 波信号をパルス幅変調する P W M変調回路であり、 8 6ほ P W M変調された信号を増幅し、 アンテナ 8 0より受信局に無線送 信する送信回路である。
[0044] 第 9図は受信局における外部装置の構成例を示すプロック 構成図である。 図において、 電子体温計から送信された測温 データの情報を有する電波ほ受信回路 1 5 0 にて受信され、 次に P W M復調回路 1 5 1 でアナログ温度信号に復調された 後、 A Z D変換器 1 5 2 でデジタル温度データに変換され、 C P U 1 5 3 に取り込まれる。
[0045] このよう に第 4実施例の電子体温計は検温データをリ アル タイムで送るので受信局では生の温度監視及びデータ管理が行 える。
[0046] 以上述べた如く本発明に係る電子体温計ほ任意の測温部位に なじむような柔軟性をもつので測温可能な部位が大幅に増加し た。
[0047] また本発明に係る電子体温計は例えば両面テ一ブ等の貼着 手段で任意の測定部位に固定できるので、 従来ほべッドサイ ド でしか計測できなかつた部位の体温測定も通常の生活状態で 測定できる。
[0048] しかも、 好ま し く はこの電子体温計は内部に温度データの 記憶機能を持っているため、 被験者に余計な心理的負担を与 えず、 よ り真値に近い平常体温を測定できる。
[0049] 更に、 以上のこ とから この電子体温計は単に健康管理のみ ならず心理学等の他分野まで応用が広がり得る。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
( 1 ) 柔軟性基板と、 体温に感応する感温部を含む電子回路素 子であって前記柔軟性基板に搭載されるものと、 前記柔軟性基 板と前記電子回路素子とを前記感温部を除いて被覆する柔款性 で断熱性の被覆部材とからなる全体として柔軟性の検温部を 備えることを特徴とする電子体温計。
( 2 ) 被覆部材の外面に検温部を固定するための貼着手段が 設けられる こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の電子 体 ¼ of o
( 3 ) 電子回路素子ほチップサーミスタ等の感温素子であるこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の電子体温計。
( 4 ) 電子回路素子はチップサーミスタ等の感温素子と前記感 温素子からの体温情報に基づき体温を測定して対応する温度信 号を出力する温度測定用電子回路素子とからなること.を特徴と する請求の範囲第 1項記載の電子体温計。
( 5 ) 電源電池と、
感温部により所定周期で検出して得た温度データをメモリ に 蓄積し、 かつ外部からのデータ読出要求に応じて前記メモリに 蓥積した温度データを読み出してこれを信号取出部から外部に 出力する温度計测蓄積回路と、
前記電源電池と前記温度計測蓄積回路を搭載する柔軟性回路 基板と、
前記電源電池と前記温度計測蓄積回路と前記柔軟性回路 基板を前記感温部及び前記信号取出部を除いて密閉被覆する 柔軟性で断熱性の被覆部材と を備えるこ とを特徴とする電子 体温計。
( 6 ) 温度計測蓄積回路はメモリの所定番地まで温度データを 蓄積したこ と によ り 温度の蓄積を停止する こ とを特徴とする 請求の範囲第 5項記載の電子体温計。
( 7 ) 温度計測蓄積回路は所定数の温度データ を蓄積した こ と によ り温度の蓄積を停止するこ とを特徴とする請求の範囲 第 5項記載の電子体温計。
( 8 ) 信号取出部が被覆部材を介して外面に臨んで設けられて いるこ とを特徴とする請求の範囲第 5項記載の電子体温計。
( 9 ) 信号取出部は光信号を透過させる部材で構成されている こ とを特徴とする請求の範囲第 8項記載の電子体温計。
( 1 0 ) 信号取出部は電波信号を放射する部材で構成されてい るこ とを特徴とする請求の範囲第 8項記載の電子体温計。
( 1 1 ) 被覆部材の外面に電子体温計を固定するための貼着手 段が設けられるこ とを特徴とする請求の範囲第 5項記載の電子 体温計。
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同族专利:
公开号 | 公开日
US4987579A|1991-01-22|
EP0417274A4|1991-11-13|
EP0417274B1|1994-01-12|
EP0417274A1|1991-03-20|
DE3788811T2|1994-04-28|
DE3788811D1|1994-02-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-06-02| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1988-06-02| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR GB IT NL SE |
1989-05-26| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987907817 Country of ref document: EP |
1991-03-20| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1987907817 Country of ref document: EP |
1994-01-12| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1987907817 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP61/279694||1986-11-26||
JP61/279693||1986-11-26||
JP61/279695||1986-11-26||
JP27969486A|JPS63133030A|1986-11-26|1986-11-26|Electronic thermometer|
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